子育てを行っていると、時には気力がなくなって家事も育児も外出する気力すらなくなってしまう場合もあります。
そんな子育てをする気力がなくなってしまったというママに今回は気力がない時に考えたいことと実際の対処法をご紹介しましょう。
気力がなくなったきっかけを考える
子育てや家事に対して気力がなくなってしまった、やる気がなくなってしまったという方は、そのきっかけとなった出来事はなんだったのか?考えるようにしましょう。
「せっかく頑張って作ったご飯を食べてくれなかった」「きれいに掃除をしてもすぐに汚されてしまった」「子供のために作った力作を一瞬で壊された」「育児を頑張ってもだれも褒めてくれない」理由は様々なものがあるでしょうし、きっかけも様々なはずです。
そのきっかけや、出来事が何だったのか見つめなおすことから始めましょう。「せっかく頑張ったことを認めてくれなくて悲しかった」「がっかりした」ということに自分で気づくことができたならば、これからどのように気持ちを切り替えればいいのかわかるはずです。
何もかもにやる気をなくしてしまった時は、まずは自分の感情について整理をつけることから始めてみましょうね。
その理由について考える
気力がなくなったきっかけについて考えたならば次はなぜそのような事態になったのかを考えましょう。
「ご飯を食べなかったのは、その前にお菓子をいっぱい食べてお腹が空いていなかったから?」「掃除をしてもすぐに散らかすのは元気がいいから」「誰も褒めてくれないのは、他の人にその頑張りを見せていないから」理由はそのきっかけにつき様々なことがあります。
その理由について冷静に分析して考えることで、解決策が見えてきます。気力がなくなったからと思考を停止してしまうのはよくありません。思考を停止させて、気力をなくした自分を責めるのではなく、改善するように努めましょう。
達成感を得られるようにする
子育てについてやる気や気力をなくしてしまったという方は、達成感が得られないことに悩んでいるのではないでしょうか?
掃除をきれいにしても、すぐに汚されてしまう。手の込んだご飯を気合を入れて作っても、残されてしまう。子供のことを思って一生懸命作ったものも乱暴に扱われすぐに壊されてしまう。そんなことに、達成感を感じることもなく、むなしさを覚えているのかもしれませんね。
しかし、子供のことに関して何かをやり遂げるという達成感を求めるのは少々難しいかもしれません。子供が小さいうちは、子供のことで達成感を得るようにするのではなく、他のことで達成感を感じるようにしましょう。
たとえば何か趣味を見つけてみてもいいでしょうし、ちょっとした息抜きをしてもいいです。達成感を得るのは、何も子育てや家事でなくてはならない。なんてことはありません。ぜひ、家事や育児以外の楽しみを見つけてみるようにしましょう。
育児にやる気がなくなるのは誰にでもある
せっかく頑張ったのにむくわれない。せっかく頑張ったのに誰も褒めてくれない。せっかく頑張っているのに誰も子育てや育児を代わってくれない。そんな状態が長く続いてしまっては育児や家事に対してもやる気がなくなってしまいますよね。しかし、育児や家事をしなければ生活はできません。
そのやらなければならないということが、さらに育児や家事へのやる気を削いでしまっているかもしれません。しかし、育児や家事にやる気を失ってしまうのは珍しいことでもありませんし、当然だとも言えます。
そんなやる気を無くしてしまった自分に対して責めることのないようにしましょう。むしろそんなことになっても一生懸命育児や家事を行おうとする自分をほめてあげてくださいね。