最近子供の習い事として人気の空手!何歳から?費用は?女の子もできる?

近年様々な習い事が増えてきますが、その中でも男女問わずじわじわと人気になってきているのが空手です。

女の子は護身のため、男の子は強くなってほしいという願いと共に、礼儀も学んでほしいという親の気持ちもあるのでしょう。

空手は難しいのではと考える方も多いでしょうが、4歳頃から習い始めている子も意外と多いのだとか。今回はそんな気になる習い事「空手」について紹介します。

何歳くらいからできる?

どんな習い事でもそうですが、小さければ小さいほど自然とその動作が身に付くものです。本人の意思を含め4,5歳頃であれば先生の話や指示していることもわかるようになってくるでしょう。

いくらくらいかかるの?

これに関しては月謝などがその教室によって入会金を含めまちまちですが、大体週に1回ペースで月4,000円~5,000円、週に2回~で月7,000円前後の教室が多いようです。

その他に道着代で12,000円ほど、組手の防具代で25,000円前後(メンホー、胴当て、拳サポーター、脛当てなど)かかり、意外と道具代の出費がかさみます。おさがりをもらったり、ネットのリサイクルアプリなどで探してみてもよいかもしれませんね。

また空手には様々な流派があり、その流派の年間登録料や日本空手協会の登録費用などもかかります。昇給審査などもその都度お金がかかることも忘れずに(各道場で異なります)。

どんなことをするの?

フルコンタクトといわれる直接打撃を認める形式や、防具着用の上で直接打撃を行う形式、寸止めという形式があります。それぞれでルールも異なるので、気になる教室はどのような空手かを確認し、自分の子どもにはどのような形式が合うかを見てみましょう。

どの空手でも常に「礼儀」を重んじており、子どもの頃からこの「礼儀」を身に着けることは非常に意義のあることだと思います。

練習内容は空手の突き、蹴りの練習や四股立ちの練習、筋力トレーニングから型・組手の練習とさまざまです。年齢が異なっても同じ道場で練習することで、自然と年上の人への礼儀や年下への配慮を学べます。

親の手伝いはある?

これも各道場によりますが、普段の練習は送り迎え程度で済みますが、試合になると保護者が手伝う場合が多くあります。試合の得点や選手の呼び出し、タイマー管理などを主に行います。

また試合前の子どもの手伝いやプログラム等の配布も保護者が取り仕切っている場合が多いでしょう。試合となると朝から夕方までかかるので、休日が丸一日潰れてしまうと考える親には少し面倒なことかもしれません。

また合宿などを行っている道場であれば、その合宿の手伝いなどにも保護者が参加している場合があります。

子どもは強くなる?

こればかりは子どもの意思が大きいのですが、週1回の練習だけではなかなかすぐに上達しないでしょう。どんな習い事でもそうですが、練習の回数が多ければ多いほど上達スピードは速くなります。

普段練習を家でもやっていて、なおかつ道場で練習となれば実力もつくでしょう。週1回の練習でも必ず上達はしますが、試合で上位になることは少ないかもしれません。

ただ、空手を習っているということで子どもの自信につながりますし、空手を習っていない子よりは力もつくかもしれません。すぐに泣いてしまうような子も、忍耐力がつくでしょう。

大切なのは継続することです。空手で大切なのは体の強さだけではなく心の強さです。それを子どもに伝えている道場であるかどうかも確認しておきたいですね。

どんな子に向いてる?

闘いごっこが好きな子などが習いたいと言い出す場合が多いかもしれませんが、そんな子ばかりでなく、おとなしくても地道に努力するタイプの子にも向いているスポーツです。空手には組手と型があるので、組手が苦手でも型は得意、という子がいたりその反対もまたあります。

自分の苦手分野を意識しつつ得意分野を伸ばせるのも空手の魅力です。どんなタイプの子でも楽しめるスポーツだとは思いますが、指導者の教え方や雰囲気で子どもと相性が合う合わないは出てくるでしょう。

どの道場でも無料体験ができる場所が多いでしょうから、ぜひ実際に体験させてみるのが最良の方法です。

2020年東京オリンピックの正式種目にも決定された空手

空手が東京オリンピックから正式種目に入れられることが決まり、空手人気は着々と上がっています。日本選手の活躍も期待される中、自分の子どももいつかオリンピックに…と思う方もいるでしょう。

金銭面や試合でのサポート面などの負担はありますが、子どもの心身の成長にはとてもプラスな面が多くある空手。ぜひ子どもと一緒に保護者のあなたも習ってみてはいかがですか?