授乳期に気を付けたい風邪…。対策と対処法

出産を終えてから休む暇もなく始まる育児の日々。夜泣きや授乳や慣れないオムツ替えとゆっくり休む暇も息をつく暇もない。そんなときに気をつけたいのが風邪ですよね。

風邪をひいてしまったら薬を飲むこともできませんし、完全母乳で育てている場合は、赤ちゃんにとっても死活問題となってきます。

免疫力が下がっている時だからこそ、しっかりと対策をして赤ちゃんにしっかりと栄養をあたえてあげられるように風邪対策をしましょう。

しっかり食べる

産後に体重計に乗って、思ったよりも減っていないことに顔面蒼白となった!そんなママも多いでしょうが、体重を気にして無理なダイエットを始めるのは絶対にやめましょう。

というのも、出産直後は体も疲弊していますし体力も免疫力も落ちている状態です。そんなときに体重のことを気にしてご飯を食べない生活をしたら、ママの体力も持ちませんし、母乳が出なくなることで子供にとっても悪いことしかありません。

出産後にダイエットをする場合は食べないダイエットをするのではなく、栄養バランスの取れたものを食べたり、カロリー計算をしながら食べるようにして食べながら健康的に痩せる方法をとるようにしましょう。決して食べないダイエットだけはしないように気をつけてくださいね。

できる限り寝る

新生児の授乳は夜中でも構わずに行わないといけません。そのため新生児を育てるママは慢性的な不眠症に陥ってしまいがちですよね。

授乳を誰かに代わってもらってゆっくり寝たい。そうは思っても完全母乳の場合は、どうしても誰かに授乳を変わってもらうことはできませんよね。そんな慢性的な睡眠不足から、体調を崩してしまうママも珍しくはありません。

そんな睡眠不足からくる体調不良への対策は、家事など育児以外のことは誰かに任せてママは新生児と一緒に寝てしまうのがいいでしょう。細切れでも寝ていれば少しずつでも体力は回復します。

家事を誰かに代わってもらえないとしても、授乳間隔が空くまでは家事を手抜きで済ますことを旦那様に相談してみましょう。もしくは、旦那様に少しでもいいから手伝ってもらうようにしましょう。そうして睡眠時間を少しでも確保して、とにかく授乳期間中は風邪をひかないように体力を温蔵するように心がけてください。

風邪をひきそうな雰囲気を感じたら無理をしない

ある程度子育てにも慣れてきて、子供の授乳間隔も空いてきたら、ママとしては様々なところに行ったり家事をしっかりと行ったりとアクティブになりますよね。しかし、少し子供への手が空いたからといって急激に活動しだすと、また風邪などの体調不良を引き起こす原因となってしまいます。

今まで引きこもっていたのだから、せっかくなら外に行きたい!そんな風に思う気持ちはとてもよくわかりますが、外に出るときは徐々に体を慣らしていくようにしましょう。

それでも風邪をひいてしまった雰囲気を感じ取ったら無理をせずに、すぐに休むようにしましょう。風邪っぽいけど、少しくらいなら大丈夫だろう!なんて甘く見ていると、風邪が悪化して肺炎になってしまった!ということもありえます。

風邪かもしれない、なんだか調子が悪い。そんなふうに感じたら無理をせずに休息をとるようにしましょう。

授乳期に風邪をひいたらミルクで育てることも考えよう

完全母乳は子供のためにもいい!完全母乳で育てないと、子供の成長に悪影響を及ぼす!そんな話を耳にしますが、授乳期に風邪をひいてしまった、または体が疲弊して限界を感じた場合は無理をせずにミルクに切り替えたり、混合で育ててもいいでしょう。

本当に大丈夫なのか?と不安になるかもしれませんが、ミルクで育てても元気に育っている子がほとんどですし栄養面も問題はもちろんありません。完全母乳にこだわりたい気持ちがあるかもしれませんが、限界を感じたらミルクに切り替えるのも懸命な判断だといえますのであまりこだわりすぎないようにしましょう。