育児をしていると様々な都市伝説のような話を耳にしますよね。なんだか胡散臭いと感じるものから信憑性のありそうな話まで様々ですが、育児の都市伝説はいったいどこまでが本当で、どこまで信じていればいいのでしょうか?
そこで今回は、とっても有名な育児都市伝説の真実をご紹介しましょう。なんの疑いもなく信じていたあの話は実は身も蓋もない嘘だった!?そんな気になる育児都市伝説を今回はご紹介します。
ピーナッツやチョコで鼻血が出る
ピーナッツやチョコを食べすぎると鼻血が出るなんて話、耳にしたことがある人も多いでしょうが、実はこの話は医学的根拠は全くないというのをご存知でしたか?そもそもピーナッツとチョコを食べすぎたからといって鼻の粘膜にどのような影響を与えるというのか?考えればおかしな話だということがわかるのではないでしょうか?
ただチョコレートやピーナッツはカロリーが高いためあまりにも食べすぎると体にはよくありません。子供がピーナッツやチョコを大量に食べているからといって鼻血が出ることはないでしょうが、それ以外の健康に関する害が発生する可能性もありますので、ぜひ食べすぎないように注意してがえましょうね。
炭酸飲料は骨や歯を溶かす
あまりにも炭酸飲料を飲むと骨や歯を溶かしてしまうから子供にはあまり飲ませない方がいい。炭酸飲料を飲ませると骨を溶かして身長が伸びなくなってしまうから、頻繁に飲ませてはだめ。
そんな話を信じている方もいらっしゃるでしょうが、炭酸飲料にそのような科学的根拠は現在ないと言われています。
ただ炭酸飲料には大量の砂糖が使われているのでそういった意味では体にあまりいい飲み物とはいえませんし、歯を溶かすことはないとしても虫歯になるリスクが高まる心配もあります。炭酸飲料によって骨や歯が溶ける心配はないと言ってもやはり子供に進んで与えていいとはなりませんので、ほどほどにするようにしましょうね。
炭酸飲料を頻繁に飲みたがるようなら砂糖などが入っていない炭酸水を飲ませるようにしたり、お茶などで代用するようにしましょう。
正座をすると身長が伸びなくなる
正座をすると足を無理な方向に曲げるので、子供の成長に悪影響を及ぼしてしまう。なんて話を聞いたことありませんか?
正座をしたら身長が伸びなくなるから正座は絶対にさせないようにしている!そんなママもいらっしゃるかもしれませんが、正座をすると身長が伸びなくなるという医学的根拠はないと言われています。
それよりも、身長に影響があるのは生活習慣や栄養素です。バランスの良い食事を毎日たくさん食べて、成長ホルモンを促すために早寝早起きを心掛ける。さらに、普段の生活の中に適度な運動を取り入れるようにすればさらに身長を伸ばすことに役立つでしょう。
ただ正座をすると足の関節が曲がるというような話もありますので、神経質に正座をさせないということはやらなくてもいいでしょうが、進んで正座ばかりを強要するような生活を遅らせる必要もありませんので、注意するようにしましょう。
育児都市伝説は根拠はないが理由はある
育児都市伝説は嘘が多いのですが、どれをみてもそれを飲みすぎたりやりすぎたりしたら何らかの悪影響があることが多いです。
まるで根拠もなく、なぜそのような都市伝説が広がったのかわからない!なんてものもありますが、それらを紐解いていくとそれらを続けることに警告をするために誰かが言ったことなのかな?と思えてきますよね。
何事もほどほどが一番です。様々なものがあふれる現代ですが、子供の健康を考えて何事もほどほどに与えるようにしましょう!