生後5ヶ月頃になると始まるのが、離乳食です。初めてのお子さんをお持ちのお母さんだと、何から始めた方がいいのだろうかとインターネットを使って調べたり、本屋さんに立ち寄ったりと、情報集めをするかと思われます。私も実際そうでした。
そこで、実際に二人の娘を育てている私なりに思ったことや知ったことなどをお伝えし、少しでも参考にしてもらえればと思います。
市町村によっての取り組みもあるので、チェックしてみよう!
私が暮らす市町村では、3ヶ月健診の際に、「離乳食教室」というものがあるということを教えてくれました。気になったのでホームページを見てみると、長子を対象としたもので、離乳食の初期・中期・後期・完了期毎に教室が設けられていました。
実際に上の子の時に一通り受講しました。教室内には、同じ月齢くらいの子どもがたくさんいて、泣こうがわめこうが気になりませんでした(笑)。
栄養士さんもマイクを使って、配布されたプリントに沿って説明・実演し、更に試食も出来たので、実際に自宅で作った時も、固さなどを確かめることが出来たので、とても助かったことを覚えています。但し、内容は市町村毎に異なりますので、お住いの地域の自治体に確認してくださいね!
まずは食器やスプーンなどの準備から始めましょう
毎食美味しいご飯をあげたいなぁという気持ちになるところですよね。でも離乳食は思っている以上に作るのが大変だったりしますし、何より量が少ないんです!なので作り置きすることがほとんど。
食べることが好きな子の場合、ママがキッチンにいくだけで「ごはんだ!」と思われてしまうと、スグにでも準備してあげないと大変です!そこで必要になるのが、電子レンジでも使える食器や製氷機、ジッパーです。
少量なので、製氷機にご飯や野菜などを一食毎に入れて凍らせて、凍ったものをジッパーに入れておきます。食事前に必要な物をジッパーから取り出し、あとはレンジでチンでOKです!
初めて“おくちの中に入れる”ということを忘れないよう
生まれてから約5ヶ月。半年前は、まだお腹の中にいたということを忘れてはいけません。お腹の中から出てきて、ママのおっぱいやミルクしか、おくちにしていなかったんです。
それがある日、突然おくちの中にスプーンが入ってきて、そのスプーンの中には見たこともないような物がのっているんです。赤ちゃんにしてみたら「何が起きているんだ!?」って感じなのかもしれません。
いくら離乳食教室やインターネット、参考書などに書かれているからと言っても、赤ちゃんの表情を見ながら、無理せずやることをオススメします。
トラブルがあった時にすぐ対応できるのがベストなタイミング◎
離乳食は、徐々に食べられる食品を増やしていくのが、離乳食初期のステップです。お子さんによってはアレルギー反応がみられることもあり、不安なところではありますよね。
どうしてもパパがお仕事で何かあった時、どうしたらいいのだろうかと思うところです。だからと言って、パパがお休みの日曜日に!なんていうのはNGなのでご注意を。
大切なのは、病院がやっている曜日・時間に行うということです。パパがいた方が心強いかと思いますが、専門知識を持つお医者さんが一番です。かかりつけの病院がある方は、診療時間や曜日などを確認してみて下さいね。
子どものペースでいいんです!
必ずしも参考書などの通りに離乳食が進んでいくというわけではありません。私の場合、上の子がそうでした。
ある日突然全く食べなくなり、おっぱいオンリーに。作っても捨てる状態だったので、ママの気持ちも下がる一方。そんな時はお休みして下さい。
大切なのは、食事の時間は楽しいということを教えてあげること。ママが不安な顔でスプーンを差し出してきても、ビックリしちゃいますよね。
上の子は離乳食をお休みしていたある日、突然私のお茶碗に手を伸ばしたので、そのタイミングであげてみたら食べました。どうやらお粥が嫌だったみたいです。教えてもらったペースではありませんが、うんちも良い状態だったので、そこから自分の子のペースで進めていきました。
お子さんに合った”アイテム”と”こころ”の準備をして、楽しい食事の時間を♪
ここまで簡単ではありますが、いかがでしたでしょうか?お住いの地域により違いがありますが、もし離乳食教室などがある場合は、ぜひ参加することをオススメします!栄養士さんからのアドバイスも聞けるのでいいですよ。
それと食事のアイテムも重要です。うちの子の場合、初期と後期ではエプロンの形状が異なりました。最初のうちは、食べこぼしの受け皿がついている硬いエプロンだと気になってしまい食事どころじゃなかったんです。
離乳食をあげている時もですが、お子さんの様子を確認することが何より大切です。アレルギー反応や食べ物の好き嫌いなど、何らかのサインを出してくれます。
その中で、お子さん一人一人の個性や性格・体質など全てが見えてくるはずです。一人でも多くのママさんと赤ちゃんが楽しい食事の時間を過ごせますように☆