子供が成長する過程の中で、育った環境というのは大変大きな役割をしています。育っていく環境の中で、子供のことを考えずに何気なくしている行動が子供にとって大きな傷となっているケースが多いです。
子供の前で絶対にしてはいけない行動についてまとめてみました。
してはいけない行動1.できないことを他人に話すこと
子供の前でしてはいけない行動の1つ目は、子供ができないことを他人に話すということです。子供の頃というのは、成長に差が出やすいです。将来的にはそれはほとんど差が出なくなるのですが、小さい頃はどうしてもその差に敏感になってしまいます。
母親がママ友の前で、「うちの子供は全然勉強ができない」や「朝起きれなくて困っている」などと子供がいる前で話してしますことで、子供は不安に襲われてしまいます。
子供にとってママは絶対的な味方です。そんな母親が自分のダメなところを知らない人に話している姿を見ると子供はどうしても不安になってしまいます。
自分のことを嫌いになったのではないか?できない自分はダメな子供なのか?など、利いていないようで聞いている子供が多いので、絶対に子供の前でできない部分を言うのはやめにしましょう。
してはいけない行動2.自宅と外で態度を変えること
子供の前でしてはいけない行動の2つ目は、自宅と外で態度を変えるということです。人間生きていれば、自宅用とお出かけ用と2つの態度を使いこなすようなことはあるはずです。しかし子供からすると、その態度があまりにあからさまになると不安を感じてしまいます。
子供にとって最も信頼できる存在である親に2つの顔があるとわかれば、子供はどちらが本当なのか理解できません。どちらの親が本当なのか、わからずに混乱してしまいます。
さらに自宅ではあまり笑わないような母親が、外で社交辞令で笑っていたとしても、子供からすれば自分といるのが楽しくないから笑わないんだ、とマイナスに考えてしまいがちです。極端な態度の変化は、子供にとって悪影響を与えるのでやめた方が良いでしょう。
してはいけない行動3.人の悪口を言うこと
子供の前でしてはいけない行動の3つ目は、人の悪口をいうということです。人の悪口は、本当に誰にとってもいいことはありません。特に子供の前でいうということは、子供にも悪口を言う環境を与えているということになるのです。
子供は親の真似をしますから、もしかしたら幼稚園や学校でも悪口を言うようになっているかもしれません。子供の人間性が崩れてしまう可能性があるので、人の悪口を子供の前で言うということは避けた方が良いでしょう。
してはいけない行動4.夫婦喧嘩
子供の前でしてはいけない行動4つ目は、夫婦喧嘩です。子供にとって夫婦喧嘩は絶対にイヤだと思っています。自分の好きな両親が喧嘩している姿を見ることで、子供は自分のせいで喧嘩しているのではないかと不安に思ってしまいます。
喧嘩している2人を見ることで、子供は気を遣ってしまう子供に育ってしまう可能性も高いです。親に遠慮して自分の意見を言わなくなる可能性も高いので、夫婦喧嘩を子供の前で見せるメリットはまったくないのです。
できるだけ話し合いで解決できるようにすることをおすすめします。
子供の前では絶対やっちゃだめ!
子供の前でしてはいけない行動について紹介してきました。何気なく自分がしている行動に、子供が傷ついている可能性というのはとても高いのです。
普段から、子供の前で行う行動にはしっかりと気をつけた方が良いでしょう。性格に難がある子供にならないようにするために、親は行動に十分に注意していきましょう。