ワンオペ育児という言葉をご存知ですか?最近になって聞くようになってきた育児用語ですが、自分1人で育児をしているママは本当に大変ですよね。
そんなワンオペ育児に悩んでいる方は、どう乗り越えればいいのでしょうか?ワンオペ育児の危険性や乗り越え方についてまとめてみました。
最近問題視されているワンオペ育児とは?
最近になってよく見かけるようになった言葉の1つに、ワンオペ育児というものがあります。ワンオペとはワンオペレーションの略で、お店を1人で回すという意味からできた造語です。
ワンオペで育児を行うことをワンオペ育児と言い、1人ですべての育児をこなしている人もことを指しています。ワンオペ育児になる原因として、夫の仕事が忙しくてほとんど家にいないような家庭や、単身赴任で常に1人で子育てをしなくてはならないような状況だということです。
ワンオペ育児は専業主婦の人はもちろんですが、外に働きに出ているワーキングママも悩んでいることです。常に1人で子育てと向き合い続けているようなママのことをワンオペ育児と言います。
ワンオペ育児を続ける危険性
ワンオペ育児は、とても深刻な問題です。昔は親と同居する夫婦がほとんどで、子供の面倒を手伝ってくれる人がいる環境で子育てをすることができていました。しかし、最近では核家族が増えてきているため、周りに頼る人がいないというのが現状です。
そのため、ワンオペ育児に悩んでいるママがとても増えてきています。ワンオペ育児を続けていく上で、重大な問題になってくるのはまずは睡眠不足です。1人で育児をしているうえに家事や仕事をこなしているようなママにとって、きっと睡眠時間は少ないはずです。
睡眠時間が減ってしまうとなかなか疲れを解消することができずに疲労が蓄積してしまいます。そうなると、体のあちこちの不調にもつながっていきます。
また、心のストレスも重大な問題です。誰にも相談できないまま1人で育児を続けるということは心の負担になります。体力的にも精神的にも、ママの健康を脅かす結果にもなりかねません。
子育てを我慢しすぎて体を壊してしまっては、子供を面倒見る人がいなくなってしまいます。本末転倒の結果にならないようにするためにも、早いうちにワンオペ育児について解決策を見つける必要があります。
ワンオペ育児を乗り越えるには
ワンオペ育児を乗り越えるためには、まずは家事を手抜きにするということです。どれも完璧にこなす必要はありません。いつも毎日毎日掃除も洗濯も料理も完璧にこなすことは不可能だと思っていいんです。
やらない自分を責める必要はありません。完璧にできた時の方がむしろ褒めるべきなのです。自分1人ですから自分で自分を褒めてあげましょう。
また、自分の気持ちを我慢して心にためるのはやめた方が良いです。夫に相談するのは難しくても、同じような悩みを抱えている人がたくさんいるということを理解するだけで心持は全く違ってきます。
インターネットで検索してみるだけで、同じように悩んでいる人がたくさんいるということがわかります。自分ばかりが悩んでいるわけではない、他の人も同じような悩みを持っているのだから頑張りすぎる必要はないということを理解する必要があります。
本当にどうしようもない状況に陥る前に、実家の両親でも良いので相談してみましょう。もしかしたら両親が力になってくれるかもしれません。都合のいい時に育児を手伝ってくれるかもしれませんし、預かってくれるかもしれません。
最も頼りやすいであろう両親にまずは寄りかかってみるのも良いでしょう。
ワンオペ育児は本当に深刻な問題!
ワンオペ育児について紹介してきました。ワンオペ育児は、これからも増えていく可能性が高いです。ワンオペ育児は早いうちに解決策を見つけた方がいいほど深刻な問題です。
自分1人で抱え込まずに、自分自身をリフレッシュできる時間を作り出すために、動いてみることをおすすめします。