子供が生まれると、育児や家事にとても忙しくなりますが、反対に早くお手伝いをするようになって欲しいという気持ちも出てきますよね。
実際にお手伝いをする子供に育てるにはどのようなことをすればいいのでしょうか?お手伝いをする子供を育てるための方法について紹介していきます。
子供にお手伝いを意識させる時期
お手伝いをするような子供に育ってほしいと思ったら、まずは子供にお手伝いを意識させる必要があります。子供にお手伝いを意識させる時期としては、言葉が話せるようになって自我が出てくる2歳から3歳頃がおすすめです。
この頃は色々な事に興味が出てきます。母親が家事をしている姿を見るのもとても興味深く観察しています。この好奇心旺盛な時期にお手伝いを意識させることで、これから先もお手伝いをしてくれる子供に近づけることができます。
子供はお手伝いという意識はなく、ほとんどは遊びとしてやってみたいという好奇心が大きいです。この時期にしかないその感情を利用することで、お手伝いを進んでやる子供になっていきます。
子供にお手伝いをさせるためには専用道具が効果的
子供にお手伝いをさせたいと思ったら、まずは準備をしなくてはなりません。子供が積極的にお手伝いをしたいと思える環境を作るために、子供専用のものを準備してあげると良いでしょう。
掃除を手伝って欲しいなら、子供用のぞうきんやほうきを用意してあげると良いでしょう。料理を手伝って欲しいなら危なくない子供用の包丁や、安心して使うことができるピーラーを用意してあげると良いでしょう。
最もおすすめなのは、エプロンです。特に子供が喜びそうな柄が描いてある子供用のエプロンを買ってあげることで、お手伝いするのが楽しみになるはずです。小さい頃からエプロンをつけてお手伝いをするという習慣をつけることで、積極的にお手伝いをするような子供に育っていくはずです。
子供がお手伝いをしたいと思えるコツ
子供がお手伝いを好きになるためのコツは、とにかくお手伝いをして褒めてあげるということが大切です。お手伝いをするということは、自分が助かることはもちろんですが、家族全員のためにもなります。家族のためにお手伝いをしてくれたということに対して、たくさん褒めてあげるようにしましょう。
そして、子供がお手伝いをしてくれたということをみんなの前で褒めるとより効果的です。料理でニンジンの皮むきを手伝ってくれたのであれば、食事を食べている時に「このにんじんは○○ちゃんが向いてくれたんだよ!」ということで、子供は嬉しくなるはずです。
子供にとってお手伝いをするということは、責任のあることをしたんだという達成感に繋がります。1度自分でやって褒められたことは覚えているものなので、褒めるということはとても大切です。
他にも、やりたくない時に無理矢理やらせないようにするということも大切です。どうしても1回やってもらえたら無理矢理もう1度やらせてしまうこともあるかもしれませんが、子供がやりたくない時にやらせてしまうと、嫌いになってしまう恐れがあります。
子供がやりたいというときだけ手伝ってもらって褒めるということを徹底して行うことで、子供のお手伝いに対する使命感が変わってくるはずです。
子供のお手伝いは早いうちから!
子供のお手伝いについて紹介してきました。大きくなってからもお手伝いをしてくれるととても楽ですよね。小さい頃からお手伝いするという環境に慣れさせるということはとても大切です。
子供にお手伝いを好きになってもらえるように、小さい頃から工夫してみると良いでしょう。