子供に遊んでいたおもちゃを片付けるように言っても、なかなかいうことを聞いてくれないと悩んでいませんか?このまま放っておくと、将来片付けのできない子供に育ってしまう可能性があります。
それを防ぐためにも、小さいうちから片付けを身につける必要があります。子供が片づけをできるようになる手順について紹介していきます。
子供に片づけをさせるには子供の特性を利用する
子供に片づけをさせたいのであれば、子供の特性を利用することがおすすめです。子供にとって片付けをどのように認識しているのかによって、片付けができる子供に育つかどうかが決まってきます。
片付け=入れ物に放り投げると覚えてしまったら、片付けができる子供には育ちません。子供が自ら片付けをやりたがるような環境を整えてあげることと、片付けのやり方を教えてあげるということがとても大切です。
子供の特性をたくさん利用しながら、自分から片付けをする子供に変身させてしまいましょう!
子供に片づけをさせる方法1.やってみせて?という
子供に片づけをさせる方法の1つ目は、やって見せて?と言って子供に片づけしたいと思わせることが大切です。子供はやりなさいといわれても、なかなかやらないのは仕方がないことです。
そこで子供の特性を使って、お母さんに見せて?ということで実際に片づけを進んでやるようになります。子供はお母さんから何かを頼まれることが大好きです。自分が大人になったような気分になるので、進んでやりたくなってしまうのです。
そんな子供の特性を利用して、「お母さんやり方わからないから、片付けて見せて?」というだけで、効果抜群なんだそうです。こうして、まずは子供に片づけのやる気を付けさせましょう。
子供に片づけをさせる方法2.ゲーム感覚で練習する
子供に片付けをさせる方法の2つ目は、箱状の物で練習するということです。片付けというのは、今まで遊んでいた物をしまうことが最終目的になります。しかし、最初から片付けと言っても子供はわかりません。
片付けするということがどういうことなのか、そのやり方を教えるためにも前もって練習しておくと良いでしょう。片付けの基本となるのは、箱状の収納ボックスの中に物を入れるということです。
これを楽しんでできるようにするには、片付けという名のゲームを提案してみてください。箱状の物なら何でもいいので、段ボールや収納ボックスなどに何個かものを入れます。そして、一緒に片づけをやってみるのです。
ゲーム感覚で練習させることで本番でも楽しんで行うことができるはずです。
子供に片づけをさせる方法3.全部出して整理させる
子供に片づけをさせる方法の3つ目は、中の物を全部出して整理させるということです。小さい頃はただ箱の中に物を詰めるだけで良いですが、大きくなってきたらまた別のステップを取り入れてみましょう。
片付けをするためには、物を分けるということにも慣れておいた方がいいです。なので、収納ボックスの中にあるものを全部いったん出して、そこから物を分ける作業について学ばせましょう。
物を分ける方法は子供に任せてみてください。新しいことができるようになることは、子供にとっても楽しいです。物を仕分けして、そこからどうすればすべてを収納ボックスに戻すことができるか、その段階までやらせましょう。
物を片付けるということは、自分の持っているものを仕分けして箱に収めることだということをよく理解していくはずです。
子供には段階を踏んで片づけを覚えさせよう
子供の片付けについて紹介してきました。小さい頃から片付けに触れておくことで、大人になってからも片付けが苦ではない人間に育っていくはずです。
そのためには、できるだけ早いうちから片付けということに触れさせるのが大切です。子供の特性を活かして自分から片付けができるような子供に育てていきましょう。