赤ちゃんのドライブはいつからOK?ぐっすり寝る準備やおすすめのグッズは?

赤ちゃんを連れて外出するとなると色々と準備が必要ですよね。近所に出かけるだけでもオムツやミルクや着替えなどで大荷物になります。

車であれば荷物はたくさん置いておけるし、公共の乗り物と違って赤ちゃんが泣いても周囲の目を気にしなくてもよいので気が楽です。

そもそも、赤ちゃんはどのくらいからドライブができるのでしょうか?今回は赤ちゃんとドライブする時のポイントや注意点などについてまとめます。

チャイルドシートの取り付けから

法律では6歳未満の子どもを車に乗せる時はチャイルドシートの使用が義務付けられています。

チャイルドシートには年齢に合った種類があり、0歳から使用できるベビーシート、1~4歳くらいを対象としたチャイルドシート、5~6歳向けのジュニアタイプのチャイルドシートがあります。

3段階とも対応しているものもありますが、筆者の場合は下の子が産まれたのをきっかけに上の子用にジュニアタイプのチャイルドシートを購入し、下の子にはそれまで使っていたチャイルドシートを使用しました。

赤ちゃんとのドライブには、まずはチャイルドシート選びからです。産後、車を使うことが予想される場合は出産前に用意しておきましょう。

できれば生後6か月くらいから

首が座っていないような新生児を車に乗せる時は特に注意が必要です。赤ちゃんへの負担が大きく、ゆさぶられ症候群も心配です。新生児のうちはできれば長時間のドライブは避けましょう。

どうしても長時間乗せないといけない場合は、赤ちゃんの様子をみてこまめに休息をとりましょう。筆者は娘が生後2か月の時に身内の結婚式に出るため、赤ちゃんを連れてドライブしたことがあります。

色々心配だったため、赤ちゃんやお年寄りを専門にしているタクシー会社(こころタクシー)に依頼しました。片道1時間半くらい、往復で3時間のドライブでした。チャイルドシート付で、安全運転を心がけてくれていると思うだけで精神的に気が楽でした。突発的な出来事の場合は専門会社に頼むのもひとつの手です。

できればお昼寝タイムに合わせて

赤ちゃんとドライブするときは、なるべく車中で寝てくれるようにお昼寝のタイミングで移動するのがベストです。生後6か月~1歳を過ぎてくればだんだんお昼寝のリズムもできてきます。

筆者の場合、生後6か月から毎月片道2時間の場所にある実家に帰省していましたが、いつもお昼寝のタイミングを見計らって出発~帰宅をしていました。

と言うのも、最初は自分たちのタイミングで出かけていましたが、運転中ずっと泣き続けられることに夫もストレスを感じ、高速に乗るのでチャイルドシートからおろして抱っこするわけにもいかず、夫婦ともに精神的にヘトヘトになった経験があるからです。

時間を決めて行動するのではなく、目いっぱい遊ばせて、授乳も済ませて眠くなりそうなタイミングで車に乗せる…ということが当たり前になりました。

ドライブに持っていくもの

赤ちゃんとのドライブには色々と準備が必要です。ミルクやおむつの他に、車中で泣けば汗だくになったり、おしっこだけでなくうんちを漏らしたり、いつもより多めの着替えも必要です。その際に、漏らした着替えやうんちをしまう大き目の消臭ポーチがあると便利です。

また、ドライブに限らず、母子手帳や保険証・医療証は子どもが小さいうちは持ち歩くべきものです。抱っこ紐はもちろん、目的地についた後で使用するのであればベビーカーも乗せておきましょう。

他には、ボーロや赤ちゃんせんべいなどのお菓子、お気に入りのオモチャ、アンパンマンや童謡など子どもが知っている曲の入ったCDなども準備しておくと、ぐずった時のお助けアイテムになります。

月齢にもよりますが、色々やってみてもずっと泣いている場合、筆者の場合は携帯で撮った動画を見せたりもしていました。

また、寝た後は冷えるので小さめのタオルケットや毛布なども必要です。夏場であればチャイルドシートの背中は熱がこもるので保冷剤を入れたタオルやうちわなどもあると便利です。

赤ちゃんの体調を最優先して

以上赤ちゃんとドライブする際の注意点などをまとめました。赤ちゃんを連れてドライブに行くということは、はじめから予定通りに物事が進まないと考えておきましょう。

赤ちゃんの体調を一番に考え、こまめに休息をとること、具体的には2時間に1回30分、1時間に1回15分など、目的地まで無理のない時間設定をしておきましょう。ぐずっていても外の空気を吸うことで赤ちゃんも気分転換になります。

また、目的地までの経路を事前に確認しておき、何かあった時に近くに病院があるかどうか、途中休憩する際に赤ちゃんスペースのある場所はあるかなども調べておくと安心です。

赤ちゃんとのドライブも楽ではありませんが、公共の乗り物では荷物が多かったり人目が気になってなかなかできないことも車であれば可能です。ぜひ準備万端にしてドライブを楽しんでください。