専業主婦はずっと家にいて子育てできるから楽でいいね。そんな風に言われがちですがとんでもありません。
子供と24時間共に過ごさないといけない専業主婦は、場合によってはもっとも過酷で負担が大きいともいわれています。今回はみんな勘違いしている?専業主婦の子育てのしんどさと悩みあるあるをご紹介します。
一人の時間がない
専業主婦のいいところは未就学の期間は、子供とずっと一緒いられることではないでしょうか?
共働きの親からすれば、子供を保育園に預けることなくずっと一緒に過ごせることに羨ましいと思わるかもしれませんが、逆を言えば寝ても覚めても子供と一緒にいるので一人になれる時間がないということです。
仕事をしているママさんも通勤したり会社にいったりと一人になる時間はないと思いますが、通勤の電車の中、休憩中、トイレといった時に1人になるタイミングはあるはずです。
その点、専業主婦は何をするにも子供がついてきます。ちょっとコンビニに行くだけ、ちょっとトイレに行くだけでも子供がついてきます。
そんな生活、人によっては息が詰まってしまうのではないでしょうか?一人の時間が全くなく、子供と向き合っている専業主婦はある意味共働きの人よりも子育ての負担は大きいということができます。
家事に完璧さを求められる
周囲の働いているママ友は仕事に育児に家事にと毎日追われながらも必死にこなしているのだから、専業主婦の自分はもっと完璧にこなさないといけない。そんなふうに自分を追い込んでいる人もたまに見かけます。
完璧に家事を行わないといけない、完璧に育児を行わないといけない、そのプレッシャーに押しつぶされそうになっていませんか?
専業主婦だからこそ家事や育児を完璧に出来て当たり前、そんな風潮が専業主婦にとってプレッシャーと負担になっているのです。
旦那に養ってもらっているという負い目
旦那からそのような事は一切言われていなくても「私は養ってもらっているから、家事や育児を一人でこなすのは当たり前」「少しの失敗でもせめられるのは自分ができていないから仕方ない」そんな負い目を感じながら日々を生活している専業主婦は意外と多く存在しています。
夫から直接そういわれている場合もありますが、自分でそう思う事で追い込んでしまっている場合も少なからずあります。
専業主婦は決して劣っているわけではなく、負い目を感じる必要はないのですが世間の風潮がそうさせているのかもしれませんね。
専業主婦のくせに○○もできないなんて、専業主婦のくせに夫にこんなこともやらせて。そんな心ない言葉に自分で自分を追い詰めているのかもしれません。そのような人は、まずは自分で自分を追い詰めることをやめてみてはいかがでしょう?
専業主婦は家庭を守り、仕事を頑張る夫をサポートするという重要な役割があります。その役割を果たしているのであれば胸を張りましょう。
専業主婦は甘えだという風潮が子育ての障害となっている可能性
専業主婦は家にいることができるため自由で楽だと思われがちですが、実は子供と四六時中一緒にいることが大きな負担となっている場合もあります。
さらに普段の家事も行わないといけないので、ある意味共働き夫婦よりも子育ての負担は大きくなっているかもしれません。そんな専業主婦が軽く見られる原因はおそらく世間の風潮やイメージでしょう。
専業主婦はサボろう、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜くことができますが、完璧にやろうと思えばいくらでも完璧にできるのです。
あなたの周りの専業主婦がどちらのタイプかしっかりと見極めてから、接するようにしてみてはいかがでしょうか?