危ない!1歳までに考えられる事故や予防策とは?

寝ているだけの赤ちゃんは、自分で危ないことを察知して気をつけることができません。そのため、移動の際や目を離した時に思わぬことで自己に繋がることがあります。

また、動き始めた赤ちゃんは、気になることがあれば周りを気にせず一目散!1歳までは特に事故が多く起こりやすい時期となります。

親として子どもの事故を防ぐことに最大の注意をしているつもりですが、それでも少し油断した時や目を離した隙に起こってしまう事故というものもあります。子どもの行動は予測できないので怖いもの・・ではありますが、予測できる事故であれば予め注意深く気を付けることができますね。

そこで今回は1歳までに考えられる事故や予防策について、私が調べたことと実際に感じたことを中心に紹介させて頂きます。お子様の思わぬ事故を心配しているパパママはぜひ参考にしてください。

注意をしていても起こるヒヤヒヤ

赤ちゃんとの生活は毎日気をつけることの連続です。抱っこする時も寝かせる時も、目を離す時も・・常に注意をして行動をしています。それでもヒヤヒヤすることはとても多く、「あ!危ない!」ギリギリのところで危険を回避できたことも何度もあります。

例えば赤ちゃんを抱っこ紐に入れて歩いていた時。赤ちゃんに物が当たらないように・・赤ちゃんの体勢が悪くならないように・・と常に気をつけていたのに、ふと落ちた物を拾おうと屈んだ時に赤ちゃんがスルリと抱っこ紐から落下しそうになったこともありました。

また呼ばれて振り返った時に、赤ちゃんの頭を壁にぶつけてしまいそうになったこともありました。あと少しで大変なことになるところだった!と何度か息をのんだものです・・!

また寝ているだけだった赤ちゃんが寝がえりやズリバイを始めると、更に危険なことが増え、少し目を離しただけでも恐ろしいことが起こりそうで目が離せません。

早いズリバイ移動で玄関の方まで行き、玄関の段差を落ちそうになったり、キッチンの戸棚に手を伸ばしていたりします。

これでは24時間監視状態!もう少し子どもの起こりそうな事故をきちんと把握して防げることをしておかなければ!とすぐに調べることにしました。

1歳までに考えられる事故と予防策

お医者さんがつくった妊娠・出産の本に考えられる事故や予防策が書いてあったので、これを参考にすることにしました。

うつ伏せ寝

乳幼児突然死症候群の心配があるので、乳幼児のうつ伏せ寝は避けなければいけません。仰向けで寝かせて、顔が埋もれてしまうような布団は使用しないようにしましょう。

抱っこ紐

抱っこ紐に入れて前かがみになると赤ちゃんの転落の可能性があります。またおんぶは後ろが確認できないので特に注意が必要です。

お風呂

小さい子は残り湯でもおぼれてしまいます。1㎝でも大丈夫とは思わずに、お湯の抜いておくか、赤ちゃんが入れないようにしておく必要があります。

誤飲

生後5か月を過ぎると自分で物を掴んで口に入れることができます。危険なものは手の届くところに置かないようにしましょう。

転落

寝返りができるようになれば、コロコロと転がって転落してしまう可能性があります。高さのあるものや柵のないものに乗せておく時は目を離さないようにしましょう。

落下

不安定な物は何かの拍子に赤ちゃんの上に落下してしまう危険があります。物は固定し、危険な物は置かないようにしましょう。

こんなにも気を付ける事項があります!まずは気を付ける前に、安心な環境・部屋つくりをして赤ちゃんが快適に過ごせるよう、事故が起きないように整えておく必要がありそうですね。

事故予防策と実際の様子

本で学んだことをもとに実際に我が家でおこなった対策と、様子を紹介していきます。

予防策実施

まず上にも下にも危ない物は置かない!危険だと思う物は戸棚にしっかりしまった上でチャイルドロックをかけることにしました。

リビングはテレビボードやカウンター下の戸棚に割れ物や危険物があったので、まずはここを開けられないようにロックをかけました。そして戸棚の上には少しの揺れで落下してしまうような物は置かないことを徹底しました。

更に危険なのはキッチンと洗面所・お風呂場です。ここは入れないようにガードをしました。そもそも大人が開けないと入れないので危険はありません。

誤飲はトイレットペーパーの芯に入る大きさの物はすべて危ないとのことだったので、少し大きい物でも誤飲の可能性があるので、ロック付きの戸棚にしまいました。

抱っこや寝る時は、落下の可能性やうつ伏せ寝の可能性があることを知ったので注意するようになりました。このように環境を整え、ある程度の危険予知も知った上で、赤ちゃんを事故から防ぐように努めました。

その後のヒヤヒヤ事項

1歳までの事故。我が家の息子は事故もなくケガをすることもなく過ごすことができました。それでもヒヤヒヤすることはいくつか経験しました。

抱っこ紐でおんぶをした時に、物に当たらないように注意していたのですが、おんぶをしている最中に手の届く物をゲットしていたのです!

起きている状態でおんぶをすると息子はいつもと視界が違って楽しいようで、キョロキョロと周りを見渡します。そして面白そうな物に手を伸ばしてとっていたのです。これには私も気が付かず!

キッチンでおんぶして料理をしていた時に冷蔵庫のマグネットや、棚にあるサランラップまで手にしていたことがありました。おんぶには危険が多いですね・・。

1歳までだから起こる事故

1歳を過ぎると歩行も始まるので、また危険なことは増えてきます。しかし、1歳前で歩けないからと油断大敵!1歳前だからこそ起こってしまう事故というものも多いのです。

今回考えられる事故と予防策を調べて、ある程度の環境つくりや注意をしていてもヒヤヒヤすることがありました。これは知らなかったら本当に事故になっていたかもしれません。

子どもを守れるのは親だけです。ぜひ事故が起こらないように、日々注意して過ごすようにしてください。