赤ちゃんが産まれる時に購入するグッズの中でも、料金が高いものといえばベビーカーですね。今は色々な性能のものが発売されているので、購入する時も悩みます。
しかし、そんな悩んで高い料金を出して購入したベビーカーを嫌がる赤ちゃんって、とても多いんです。乗せた瞬間「ギャー」と泣きわめかれて、結局抱っこをすることに・・。ベビーカーは荷物置きになっているなんてこともあるのではないでしょうか。
そんなベビーカーを嫌がる赤ちゃんをどうにかしてベビーカーに乗せたい!と思っているママも多いですよね。では、どうしたらベビーカーに嫌がらずに乗ってくれるようになるのでしょうか?今回はベビーカーを嫌がる赤ちゃんにできることを紹介していきます。
長くて5分のベビーカー嫌い
出産前にベビーカーを購入するか悩みましたが、乗り心地もあるかも?と思い、うちは息子が3か月になった時に買うことにしました。
お店にある多数のベビーカーに息子を乗せて試乗。その中でも、軽量で乗り心地の良いベビーカーに乗せた時の息子の反応が良かったので、すぐに購入をしました。試乗して気に入ってくれたから大丈夫!なんて気軽に考えていたのですが・・。
翌日の午前中にわくわくしながら、初めてのベビーカーでの散歩。少し愚図りましたが、歩き始めたら周りをキョロキョロ。なんだか楽しそうです。しかし、そう思ったのも束の間。5分もしないうちに大泣きです。
すぐに抱っこをすることになりました。抱っこ紐を持って行って正解です。それ以降も、どんなに長くても乗っていられるのは5分が限界。
ベビーカーで寝てくれるなんて奇跡もなく、結局いつも抱っこになりベビーカーが邪魔になるので、もう持って出かけることすら少なくなってしまったのです。
どうしたらベビーカーに乗ってくれるの?
とはいえ、やはりずっと抱っこは大変です。せっかく買ったベビーカーに、どうにかして乗ってくれる方法はないのか・・。ベビーカーでお散歩や買い物をしたい!と強く思うようになり調べてみることにしました。
赤ちゃんの性格にもよりますが、月齢の低い赤ちゃんはまだまだママの体温や心音が身近にないと不安になってしまうので、ママから離れてベビーカーに1人で乗ることを嫌がる傾向にあります。 月齢が進んでも、ママの顔が見えなくなると不安になってしまう赤ちゃんも多いようです。
昨日まではニコニコとベビーカーに乗っていたのに、突然ベビーカーを嫌がる場合には、身体が成長してシートの角度があわなくなっていたり、窮屈さを感じて嫌がっている可能性もあります。
起きている時間が長くなり、いろいろな興味を持ち始めた赤ちゃんは、ただベビーカーに乗っているだけでは単調で飽きてしまいますから、好きなおもちゃをひとつもって出かけましょう。 お出かけ先でも脱落しないように、ストラップでベビーカーに取り付けて使えるおもちゃが市販されていますので、赤ちゃんのお気に入りを用意しておくと安心です。
なるほど。そこまで深く考えていなかったので、「なんで嫌なの?なんで泣くの?」と感じていましたが・・。赤ちゃんにも赤ちゃんなりの不満があるのですよね。当たり前ですね。
息子に合いそうな対策を実行
ネットで調べたものの中から、息子がベビーカーを嫌がる理由と対策を考えて実行してみました。
急に抱っこではなくなったことの不安を解消
一番大きいのは今までお出掛けの時は必ず抱っこが当たり前だったのに、急にベビーカーに寝かされたことによる不安や不満だったのではないかと思います。どんなにご機嫌でもベビーカーに置くと泣くので・・きっと嫌だったのですね。
そこで抱っこじゃなくても、パパとママは近くにいるよ!ということをアピールしました。対面式にして常に話しかけ、ニコリと笑いかけます。歌をうたったり、時には手を握ったり顔を「ばぁ」と覗かせてみたり。
このように、一緒に楽しく過ごすことで不安や不満を取り除きました。すると機嫌の良い時は長い時間乗ってくれるようになりました。ただ機嫌の悪い時は泣き止まず・・。
ベビーカーの環境を整える
ベビーカー自体の乗り心地は確かめて買ったので、悪くはないはず・・。でも、すごく嫌がる。暑いということも寒いということもなさそう。じゃあ何がダメなんだ?見ていると、もしかして角度が嫌なのでは?ということに気が付きました。
3か月の赤ちゃんだったので、ベビーカーを完全に倒して寝かせていたのです。首も座っていたので少し角度を高く起こして、頭にクッションを入れてあげることにしました。
これが大成功。少し起き上がったことで恐怖もなくなり、外の世界も見えるようになって、ベビーカーが心地よくなったようです。色々と試して気に入る角度や位置を見つけてあげるのが良さそうです。
楽しく落ち着く自分の場所にする
ベビーカーを楽しい部屋にして、ベビーカーで寝てもらうのが最終目標。そこでまずは、ベビーカーに家にはないおもちゃを付けました。そしてベビーカーに乗る時には、いつも使っているタオルケットとぬいぐるみもお供させました。
するとベビーカーで遊びだしたのです!おもちゃをカチャカチャいじり、タオルをクシュクシュと丸め、なんだか一人で楽しそう。
ベビーカーで寝る!という奇跡を起こしてくれたのは、ベビーカーの見直しをしてから1か月後でしたが、徐々に慣らすことに成功しました。
ベビーカーは赤ちゃんのマイカー
ベビーカーは親にとっては移動の手段の一つです。乗っておとなしくしてくれたら楽だな~なんて考えばかりが先行していました。赤ちゃんにとっては、なんだこれ!?なのです。ママの抱っこの方がいい!と思って当たり前ですね。そこを工夫してママの抱っこもいいけど、この僕の車もなかなかだな・・と思わせることが大切なのです。